流れ星

椅子とはつきものだ

おばあちゃんが観覧車に乗ってる孫を見上げてるのだ

美しい

滅びるとは

望んでもいないのに尽きてしまう

悲しい

生命にとっては当たり前のことなのかもしれないけど

僕だって君だって尽きる

最近は寿命ばかり延びてるが

その代償に短くなってるものが増えていく

世界は引換

容量は決まっている

僕は2つ

君は何故か1つだった

流れる星も平等ではない

盛岡の話